2015 December

 

   
 
 
さまざまに大混乱だった今年もとうとう12月。ひたすらに「整理」し続けたこ の半年・・・、ようやく少し先が見えて来た。本のための写真の選択も やっぱ りまずは「整理」してから!全ての事は「整理」と「準備」に尽きるのではと思 う今日この頃。

 

 

   
 
 
事務所の引越しとアトリエの改装と続き、撮影に使った小物などなど・・・本当 に沢山のモノが出て来る。すっかり定番となったガレージセール、手芸 教室を なさっている方のおかげでチャリティーの試作用に用意した布や毛糸も素敵に蘇 らせて頂く。皆さんの豊かな暮らし方に触れて心が温まる。

 

 

 
 
 
テロの恐怖で心身ともに疲れ切ってしまった11月。暖かい陽射しと澄んだ空 気、豊かな森の匂いに癒される。夜のうちに少し積もった雪が眩しい快晴 の 朝、心が澄んで行くよう・・・。軽井沢はやっぱり素敵な魔法の森。

 

 

 
 
快晴の午前中、森を抜けてプールでひと泳ぎ。まだ人の居ないプールに陽射しが 映り込み、キラキラ光る水の中を泳ぐのは何ともファンタジック。いつ までも お水の中に居たい・・・。

 

 

 
 
昨晩の雪が信じられないほど暖かい快晴の一日。森の匂いに包まれて朝陽を浴び ながらテラスでコーヒーを。ダウンを着込んで暮れていく美しい光の変 化を楽 しみながらテラスでアペリティフを。本当に私は森の中に居るのが好き・・・。

 

 

 
 
いつまでもお水の中や森の中に居るわけにも行かず、事務所で過去の資料を整理 する日々は続く。作業台も打ち合わせテーブルも事務所にアル台と言う 台が過 去の記事で埋め尽くされ、つい読みふけってしまう。初めて自分の仕事で雑誌に 出たのは23歳、懐かしい「MISS家庭画報」のグラビア。あ れからもう 26年も経ったと思うと眩暈どころではなく卒倒しそう・・・。

 

 

 
 
久しぶりに国立西洋美術館で展覧会を見に行く。子供の頃から父や母と良く待ち 合わせをしたこの美術館、濃い緑から差し込む光が美しいひんやりとし たロ ビーで、コルビジェの椅子に腰掛けながらこの一年の事を思う。本当にいろいろ な事があった・・・。美しい中庭を眺めつつランチを頂く。

 

 

 
 
  気温も2度とすっかり真冬になったと思ったら、大雨の後気温が急上昇して24 度に!事務所の大窓が外側から結露して不思議な雰囲気の朝、空を見る と雲が 大変なイキオイで流れている。生温かい風がビュンビュン吹いて「天空のラピュ タ」のワンシーンのよう・・・。こんな不思議なお天気が大好きな私、ついテラスに出て流れる雲を眺める。

 

 

   
 
 
12月は「師走」・・・先生も走る?と言うのも納得してしまうほどの忙しさ。 お集まりも多いので外食が続くと何となく気持ちがザラつく私、やっぱ り我が 家にお客様をお招きするほうが落ち着く。テーブルセッティングをしながらカト ラリーを磨いて数を確認したり、お皿のチップをチェックした り・・・こんな 丁寧な時間が穏やかな気持ちを取り戻させてくれる。

 

 

 
 
  かつての中央郵便局だった丸の内の新しいビル、KITTE。真っ白なクリスマ スツリーの前で友人と待ち合わせ。写真を撮るカップルのお邪魔になら ないよ うに「どこに居る?」とメイル。丸の内中クリスマスのイルミネーションでまる でおとぎの国に居るよう!

]

 

   
 
 
 
東京のむせ返るようなクリスマスの雰囲気に、暮れの押し迫った気分がいやが上 にも盛り上がり少し疲れる。いつになく和む快晴の軽井沢の週末。オリ ンピッ クの時にできた素晴らしいスケートリンク。子供の頃は良く滑っていたけれど、 今はきっと「立つのがやっと」かも・・・。

 

 

   
 
 
年末に向けてますますの忙しさ。アトリエの大掃除、一階のスタジオの整理と続 き再びのガレージ・セール。皆さんに喜んで頂けて、スタジオもキレイ になっ て・・・改装準備まであと一息!

 

 

 
 
恒例の主人のゼミのクリスマスパーティー。巨大なリースも学生さんのおかげで 可愛らしく飾りつけ。準備の手順も素晴らしくあっという間にセッティ ングも 完了して。今年は写真家のH先生と某建築雑誌の元編集長 I 氏、私の恩師をゲ ストにお迎えする。海外に行っていた学生さんのさまざまなご報告も楽しい。そ れにしても・・・若いって本当に素晴らしい!

 

 

 
 
 
クリスマス・イヴと言っても仕事上は年末の超多忙!せめてテーブル・セッティ ングはクリスマスらしく。ヴェネチアで買ったヴェネチアン・グラスの クリス マスツリーや、その頃は嬉しかった定番、バカラのグラス。何だか新婚の頃が懐 かしい!明日から主人はウィーン出張、シャンパンで旅の無事を 祈りつつ、久 しぶりに静かなクリスマス・ディナー。

 

 

   
 
 
diary index 主人はウィーンに出張、学生さんの建築合宿(?)が我が家で始まる。子供の 頃、我が家にはいつも父の学生さんが大勢いらして合宿状態だっったの で、私 にとっては何とも懐かしい雰囲気。若いクリエイティビティに触れつつ私の仕事 も大ズメ、深夜になってもまるで真昼のような事務所。今年も残 すところあと 数日・・・。 page top

home